今季の旭川ダムは不調続きでこれまでの大会のほぼ全てが史上最悪の結果だったこともあり
ハイシーズン突入で開催されるJB旭川ダムの開幕にも不安があったが、
開幕すると昨年までの旭川ダムの復活の手ごたえが感じられる結果となった。
チームベストランのJB登録プロメンバーも多くエントリーしており活躍が期待された
それでは、参加選手2名の参戦記をお伝えしましょう。
旭川でのプロ大会開催当初より連続参戦の山本栄二プロの参戦記
山本栄二プロは最初の2004年シリーズで年間総合4位 そして昨年2005年は年間総合14位
参加7戦全戦ポイント獲得とチームベストランの中では一番の旭川での実績を残しています。
そして徳田雅一プロの参戦記
徳田雅一プロは昨年よりプロトーナメントへ参戦、バストーナメントへの熱き情熱を推進力に
経験値を上げて行きプロとしての自覚とトーナメントを楽しむという基本を僕らに
再確認させてくれるクレバーアングラーです。
山本栄二プロ参戦記
「自分流スタイルを求めて3年目の旭川ダム」
徳田雅一プロ参戦記
「タクティクスとメンタル調整の難しさを実感」
「タクティクスとメンタル調整の難しさを実感」
『JB旭川ダム 第1戦 イマカツCUP』の模様をお伝えします。
今トーナメントは減水によりスロープが使用できなくなるため
開催が危ぶまれていましたが、6月22日からの大雨のおかげで
急激な水位の増加があり開催されました。
このような、急激なコンディションの変化は魚たちに強いプレッシャー
を与えるため非常にタフなトーナメントが予想されました。
前日プラクティスデイ
私は、前日のプラティクスから旭川ダムに入りました。
前
日は多くの選手が上流部に集まっていましたが、ギャンブルの要素が強いこの場所以外の『セカンドパターン』を見つけるため、
私は中流から下流でのプラクティスに重点を置きました。
中・下流域で魚をキャッチできたのは
@シェード
A底質がガレ(泥、岩盤、砂ではない)、
Bカバー絡み(冠水植物+倒れた竹が水中に達している)、
C水流の変化(水通し)
D水質がクリアに近い
Eその他
の条件にできるだけ多く当てはまる箇所でした。
大会当日
試合当日は旦土橋よりも上流が禁止エリアとなったため、さらにギャンブル性が高くなりました。
私はフライトが最終に近いことも加味して上流パターンはセカンド〜サードプランとして考えました。
スタート後一気に最下流部まで移動し前日の条件に当てはまる場所を移動しながら戻ってくるプランをたてました。
ところが、濃霧のためデッドスロー区域が拡大され予想以上に移動に時間がかかってしまい、
最下流に到着したのが9時30分をまわっていました。
早速、『ファイナルヘブン ダウンショット(DS)』でバイトがありましたが、ポイント到着が予定より遅かったことで
完全に気持ちがあせってしまい、痛恨!のランディングでミスをしてしまい3連続でランディングには至りませんでした。
気を取り直して中流域に移動し、再度『ファイナルヘブン DS』をキャストしたところ、キロアップがキャッチできました。
ラインチェックし、リグを結びなおしてキャストすると連続でバイトがあり慎重にランディングしました。
ウェイトは軽いものの貴重な1本でした。
結果は、1475g・2本で14位でした。今回のトーナメントでは最下流部での3連続バラシが最大の反省です。
11月に行われる『バスプロ選手権』の出場権を獲得できました。
次戦『JB旭川ダム 第2戦 JB CUP』は、7月30日に行われます。
第1戦の悔しさを糧に、より良い成績が残せるように頑張ります。